DevLOVEに初めて参加してきたので、そのレポートをば。
DevLOVEとは
より
開発の楽しさを再発見し、広げるために、下記2つのコンセプトのもと、明日の開発の現場に役に立つことを目指した勉強会やイベントを開催しています。
1.開発の楽しさを発見しよう。広げよう。
2.開発の現場を前進させよう。
今回の内容は
http://devlove.doorkeeper.jp/events/8631
より
今回のDevLOVEのテーマは 「スタートアップ開発とサービスを支える技術」 です。
開発組織を育てるための取り組み、サービスを広く届けるための仕掛け、そしてサービスを支えるフロントエンド技術にフォーカスをあてて、リブセンスの皆さんにお話頂きます。
ということで、今回はリブセンスの開発メンバーによる(1)チームの作り方、(2)マーケティング、(3)アジャイル開発デザインについてのレクチャーでした。
要点だけ(勝手にかつ超簡潔に)整理するとそれぞれこういうことかと。(そのうちどこかにスライドがシェアされるのかな…?)
「エンジニアから強いスタートアップ企業をつくるには」平山宗介氏
- エンジニアが施策の意味を理解することで、モチベーションの向上につながる
- ポイントはコミュニケーションの強化、ビジョンの見える化、メンバー役割とタイムサイクル、自立的な改善文化の構築
- マトリクス型(事業ユニット単位と職務単位)組織だと、エンジニア自身が重きをおくべきポイントが見えにくくなる
- 事業ユニット単位でありながらも横断的にエンジニアをまとめる部署も必要
「少数精鋭でもプロダクトを多くのユーザーに届けられるデジタルマーケティング」桂大介氏
- 優れた広告は優れたプロダクトを加速させる
- web1.0→web2.0→脱webの過程でマーケティングはプロダクトの外からプロダクトの中へ組み込まれるようになった(例 dropboxの招待制によるグロースハック)
- マーケティングはデジタル化している(ユーザーテスト、トランザクションログ、)。エンジニアなしに語れない
- ゆえに、エンジニアがマーケティングを見直すべき!それが優れたプロダクトを加速させる
「アジャイル開発のためのマークアップ」植村建太氏
感想
自分には桂さんのレクチャーが一番響きました。
バイラルメディアやSNSが高度に発展し、マーケティング手法がよりテクニカルになってきているのは、マーケティングから離れたところにいる自分ですらわかります。
ところがエンジニアはともすればサービスを作る部分にフォーカスして、グロースしていこうという観点が抜けてしまいがちなのかな、と思います。
だから、エンジニアがマーケティングの文脈に飛び込んでいくことは、これからますます重要になるんじゃないかと感じました。
さらに自分たちがなんのためにサービスを作っているのかを再確認できるという観点で、平山さんがチーム作りで重視していた「ビジョンの見える化」につなげることもできそうです。
ところで桂さん、めちゃくちゃ知識の幅が広い。すげーなぁ…
DevLOVEについて
今日はDRECOMさんの会場を借りて開催されていたのですが、超満員でした。
たぶん100人以上いたのではないでしょうか。今回で156回目の開催ということで、積み上げてきたものがあるんだなぁと思いました。
こんな濃い内容の勉強会を無料で開催しちゃうなんて、太っ腹だし、感謝感謝雨あられです。
今後の開催も楽しみです。