tomoima525's blog

Androidとか技術とかその他気になったことを書いているブログ。世界の秘密はカレーの中にある!サンフランシスコから発信中。

2025年の振り返り

ランニング中に見た虹

2025年の振り返り。 #2025年仕事の思い出

ちなみに2024年:

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どんなアップデートがあったでしょう...

仕事

  • 事業として取り組んでいるAI採用プラットフォーム Noxxのベータ版から正式にパブリックに公開し、ユーザーベースが拡大した。

www.noxx.ai

  • 6月ごろにAgenticなスクリーニング機能、11月にAIインタビュー機能をローンチした。インタビュー機能についてはユーザーフィードバックを受けて日々改善し、当初よりだいぶ性能が良くなってきた手応えを感じる。
  • 会社合宿をサンフランシスコでやった。10星体験ワークショップをやって盛り上がった。

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  • チームメイトの結婚式に参加した in メキシコ。

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  • 個人的に音声AIに大きくベットした年だった
  • 2025年は音声AIの技術進化に伴って実世界での利用に十分耐えうるものとなった。特に英語圏ではこの数年で音声AIがあらゆる業種に活用される予兆がある。

  • 音声AI & AIエージェントを日本語訳した

voiceaiandvoiceagents.com

  • 音声AIコミュニティのミートアップによく参加して、いろいろな人と交流できた。プロダクトの認知だけでなく、改善という点でも、これは良い活動だった。この辺の話は詳しく以下の記事に書いている。

note.com

情報発信

open.spotify.com

  • 2025年はゲストをそれほど呼ぶことができなかったので、2026年はコラボレーションの年にしたい。
  • Build in Publicの一環として、ソーシャルメディアでの発信頻度が増えた。ブログもなんだかんだ英語も日本語も月一で書けた。が、リーチアウトという意味では全然(フォロワーもViewも横ばい)なので、見つけてもらうための施策を増やしたい。何したらよいかイマイチわからないけど!
  • Noteにもうちょっとシリコンバレーに特化したコンテンツを書くようになった。こっちのブログはより個人的なアップデートが中心になっている。

note.com

  • いわゆるチュートリアル的な技術発信には価値がなくなってきているのを感じる。自分の経験をベースにした学びを発信していくのが大事。

家族

  • 2月にニュージーランドにはじめて行き、トレイルランをした。キャンピングカーを借りて滞在するなど、貴重な体験ができた。

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  • 夏に日本で過ごし、子どもたちを幼稚園に通わせる傍ら、京都に1ヶ月滞在した。
  • 京都はとても良いところだった。これからももっとよく行きたい。

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  • 娘は2024年から始めたバイオリンで、外で練習しているときに通りがかった人からチップをいただいて人生初めての売上を立て、叔母さん(自分の妹)の結婚式で演奏した。
  • 息子はあっという間に大きくなってデイケアに通い始めた。最初は泣いてたけど、あっという間になれて、平気な顔してお友達と遊ぶようになった。

趣味

  • 引き続き走っている。ただ夏の日本滞在時からペースが掴めず、総量も月160km程度になってしまった。ホノルルマラソンの結果は悪天候も相まって過去最遅の3時間59分だった。ただ股関節、腸腰筋、着地ポイントを意識したフォーム改善に取り組んだ結果、故障は劇的に減った気がする。来年3月のレースに向けて走り込みをして、ベストタイムを更新したい。

買って良かったもの

面白かった本

  • アノマリー https://amzn.to/4rCGmLA いわゆるシミュレーション仮説がメインテーマだけど、人が、宗教が、既存の価値観がどう現実的に向き合うかが描かれていて面白かった。書き方にフランス文学と米文学との違いを感じる。米国人って行動的だよね...
  • ザリガニの鳴くところ https://amzn.to/4jcJ9qS めっちゃ良かった。著者80代で処女作ってことだけど、そんなことを感じさせないみずみずしい文章とストーリーテリングだった。傑作サスペンス。
  • BORN TO RUN https://amzn.to/3XyMo1X 何度も取り上げているけど、読んだら走りたくなる本。誰にでも勧めている。
  • 奇妙で不思議な菌類の世界 https://amzn.to/4as7zu6 きのこ大好き。

そんなわけで、2026年もよろしくお願いします!

メキシコで結婚式に出席した話

パーティー

9 月の話なんだけど、メキシコで結婚式に出席してとても楽しかったので、その思い出を書き残しておく。

メキシコに住むチームメートが結婚式に招待してくれてメキシコに行くことになった。結婚式は大好きなので、招待してもらったらすぐに参加を表明した。ちなみに結婚式は日本でしか参加したことがなく、ましてやメキシコとなると初めてなので全然勝手が分からなかったけれども、めちゃくちゃ楽しめた。

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会社合宿で"10 つ星体験"ワークショップを通じてプロダクトの中長期目標設定をした話

ワークショップのスライドから

数週間前、全社員が集う会社合宿で、"Ten Star Experience" (10 つ星体験)というワークショップを実施し、"最高の顧客体験"を議論しながらプロダクトの中長期目標設定をしました。この記事ではそのワークショップのやり方と知見をシェアします。

  • "Ten Star Experience" (10 つ星体験)とは
  • ワークショップ
    • 1. キックオフとウォームアップ(20 分)
    • 2. カスタマージャーニーマッピング(1 時間)
    • 3. 6-10 つ星アイデア出し(1.5 時間)
    • 4. 実現可能性タイムラインの策定(2 時間)
  • ワークショップから得た知見
    • 良かった点
    • 予想外の発見
  • まとめ
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GPT-5 プロンプトエンジニアリングガイドを読み解き、より良いコーディング支援を受ける

OpenAI が公開している GPT-5 Prompting Guide を読みました。エージェントやコーディング支援に LLM を活用する上で、参考になる点が多かったので自分なりに整理しておきます。GPT-5 の内容とはなりますが、他の推論が強化された LLM でも参考になると思います。

cookbook.openai.com

  • GPT-5 プロンプトガイドの要点
    • 思考(reasoning)の最適化
    • ツール利用の明示
    • 思考の再利用
    • コーディングにおける最適化
    • 指示によく従わせるための工夫
    • Structured Output
  • コーディングエージェントに応用する実践アクション
    • Context の最適化:思考過程をテキストに書き出させる
    • コンテキストを支援するツールを利用する
    • プロンプトの粒度/視点を調整する
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MCP Night 参加レポート 〜Model Context Protocolのガチ最先端2025夏〜

先日、WorkOS 主催のMCP(Model Context Protocol) Night 2.0に参加しました。
2回目の開催となるこのイベント、前回は数百人規模でしたが、今回は登録者1,900人超え。会場はサンフランシスコでのライブイベントなどでも使われるLegendary Ballroomで、席は満席でした。今回のイベントではCursorなど有名企業でのMCPのデモや、OpenAIやAnthropicのPdMを呼んでのセッションがありました。MCPのガチ最先端を知ることができたのでシェアします。

ちなみにWorkOSはエンタープライズ向けのOAuthなどの認証サービスで、MCPの認証に使えるAuth SDKも開発してます。その流れで今回のイベントも開催してます。OpenAIやCursorの裏側ではWorkOSが動いているって話です。

話しているのがCEO

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京都に1ヶ月住んだ話

鴨川と大文字山

京都の下鴨にもともと祖父祖母が住んでいた家が空き家になっていたので、今回日本滞在に合わせて7月の1ヶ月弱、住んでみることにした。

といっても、家具もなんにもないので、最低限の家具をレンタルすることからスタートした。

感想を言うなら、まず何より暑かった。朝の涼しい時間でも30度近くあり、日中は36度を超える。扇風機があるのでしのげるかと思ったら大間違いだった。最初の1週間はエアコンがなく、家の中でも熱中症になりそうだった。

仕事で使うMacBook Airはファンがなく、ある一定温度でCPUにスロットルがかかる。それがちょうど室温が32度前後のときらしく、部屋の温度がこの温度を超えたあたりで急激に動作が遅くなるという学びがあった。そばに置いた濡らしたタオルに扇風機を当てて、気化熱で冷やすという古典的な手法でラップトップ温度を下げてしのいだ。*1

ただ京都は盆地だからか、夕方になると夕立(というかもはやスコール)が降り、夜は多少過ごしやすくなった。東京だと夜になっても暑さが残ることが多いから、そこは助かった。

チームメンバーがブラジル(ちょうど時差12時間)やメキシコにいるため、時間を合わせるために朝5時から午後にかけて仕事をして、夕方に近所を散策したり出かけたりした。京都市内はバスが充実していて、大体どこでもバスで行けるから便利だった。週末には鴨川沿いをランニングしたり(暑くて倒れるかと思った)、下鴨神社でちょうどやっていた「みたらし祭」にも行った。下鴨周辺は観光客が少なく、地元の人の日常に触れられたのも良かった。

鴨川

金閣寺

錦市場

鉄道博物館(我が家の2歳児が新幹線の虜になった)

天橋立(少し遠出した。車で2時間くらい)

関西に来たついでに、大阪で開催されている万博にも行った。人気のあるパビリオンは抽選でほぼ外れてしまったが、予約なしでも楽しめる場所が意外に多かった。特に訪れたことのない国のパビリオンが面白かった。こういう発見があるのが万博の良いところ。

屋内パビリオンは涼しい


京都の魅力は、古くからの伝統や文化がしっかり残っているところだと思う。1000年以上の歴史がある御所を支えてきた人々のものづくりの精神や文化を大切にする心が、今でも町全体に浸透しているように感じた。祇園祭の前祭にも足を運んだが、ああした古い祭りが何百年にもわたって継承されていることに感銘を受けた。東京にももちろん文化はあるけれど、京都には小さな町に根付いた独特の濃さがある。そういう文化が好きなんだなと再認識した。

土砂降りの中、見守る山車

滞在中に出会った人もそれぞれ印象的だった。例えばGardenLab Kyoto(https://www.instagram.com/gardenlab_kyoto/)というお茶バーを経営するカナダ人オーナーは、もともと建築を専攻しており、町屋をリノベーションして、人が集まる場所を作り上げていた。

Garden lab Kyoto

もうひとりの大学院の先輩は、muiボードというIoTデバイスを提供するmuilab(https://muilab.com/en/)という会社で創業期から働いている。muiとは"無為"から来ており、そのままのあり方を大切する考えがプロダクトにも反映されているのかなと思った。ちなみにこの会社はかつて公家に家具を提供する職人が集まっていた夷川通りにある。

mui lab

滞在中、ちょうどIVS Kyoto(https://www.ivs.events/)という、スタートアップとVC,投資家が集まる一大イベントが開催されていたので、参加した。

ivs kyoto

このイベントのひとつに、NotionのCEOが京都市市長と京都府府長と対談するセッションがあり、とても興味深かった。実はNotionは第二創業*2に京都を2年間開発拠点としていた。「京都にはクラフトマンシップがあり、またそのミニマリストな文化が、プロダクトを作るのに最適な環境だった」というのが理由だ。ここでもやはり京都のものづくり文化や精神には人を引き付けるなにかがあるのかなと思った。

セッションの様子

IVSについて付け加えると、自分も"ファウンディングエンジニアデイ"と題したサイドイベントを開催した。

ビジネスサイドの人が多いイベントで、集客に手こずったけど、結局25人以上が参加してくれた。ぶっちゃけ座談会はとても盛り上がりました。

そしてこれが自分の発表スライド。

speakerdeck.com


京都の夏は正直言って体力的に厳しい部分もあったけれど、それを上回る魅力があった。また滞在したいし、今度はもっといい季節に来たい。

*1:早朝から仕事する場合カフェなどが空いておらず、涼しい場所にいくのにも限界があった

*2:最初のプロダクトはシャットダウンし、チームも解散した

AI 音声/ビデオエージェントを作るためのテックスタック

AI 音声/ビデオエージェントを作るための技術基盤について調べたので、ここにまとめておきます。

  • 基盤となる技術
    • WebRTC(Web Real-Time Communication)
    • STT/TTS
    • LLM
    • Pipeline
    • その他の技術
  • 実例
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