tomoima525's blog

Androidとか技術とかその他気になったことを書いているブログ。世界の秘密はカレーの中にある!サンフランシスコから発信中。

Nike+とともに走った4000kmを振り返る

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Nike+を使いはじめて8年ごしで4000kmを達成しました。
年平均500km程度なので全然大したことないですが、きりが良いので振り返りつつ、継続して走ってこれた理由を考えてみます。

4000kmまでの軌跡

2010年 なんとなく走り始める

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新卒の年です。入社研修後の5月頃に新しい趣味でも始めようかと思って走り始めた記憶があります。前年に買ったきりで使ってなかったNike+を使って計測するようになりました。当時のNike+は靴の中にチップを埋め込んで計測するタイプで、長距離走ると結構ズレてましたね。

2011年 はじめて大会にでる

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寒い2、3月は全く走らなかったりしているのですが、この年初めてマラソン大会に出場しました。軽井沢ハーフマラソンです。タイムは1時間43分で大して練習していない割には良かったので満足していた気がします。この大会を目標にしたことがきっかけで走るのが習慣化したような気がします。

ところで軽井沢マラソンの時期はアウトレットが大体セールやっています。そのせいか軽井沢の大会に出るたびに買い物する習慣もできました。
この年の4月以降、毎月一度は走っています。

2012年 トライアスロンを始める

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前年にロードレーサーを買ってツーリングをしていたのですが、せっかく走るので合わせ競技をしようということでトライアスロンを始めました。そんなわけで継続してトレーニングするようになり、前年の2倍以上走った結果に。この年以降毎年500km以上は走るようになっています。

2013年 大会駆動ラン

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この年は大会に沢山でてました。忙しいプロジェクトに放り込まれたので走る時間確保が難しく、大会に出ることで走っている部分があったような気がします。大会は声援も嬉しいし自分と向かい合うことが出来て楽しいです。

この年の主要な出場マラソンは富士山マラソン京都マラソン、筑波マラソンでした。
京都マラソンで自己ベストの3:37を出したのですがその後この記録を破れてないです。筑波マラソンは風邪気味で出場したため本当に辛く、初めて走った後泣きました。風邪ひいた時は素直に休むべきですね。
あと東京マラソンが外れたのでひとり東京マラソンを開催しました。

2014年 ランニング経由で転職

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2013年に友人何人かでランニングクラブを作りました。で、クラブの友人の先輩の元同僚が今自分がいる会社に勤めていて、それがきっかけで転職しました。人生何が繋がるかわからないですね!

前年頑張りすぎたので、コンスタントにハーフマラソンに参加している年でした。
秋の軽井沢ハーフマラソン碓氷峠を下って走る激しいレースなのですが、友人がコース途中のぼっとんトイレに携帯を落としていたのが一番の思い出です。

また東京マラソン外れたので第2回ひとり東京マラソンを開催しました。丁度この頃このブログを作ったのでその記事を書いてます。

tomoima525.hatenablog.com

2015年 初海外ランニング & マラソン

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会社の仕事でサンフランシスコに長期間出張する機会があったので、初めて海外でランニングをしました。サンフランシスコは気候が良くて、本当に走りやすいです。

さらに初めて海外のマラソン大会(香港マラソン)に遠征しました。途中リタイアしてしまったので、またリベンジしたいですね。

2016年 アメリカ移住

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アメリカに移住しました。
バークレーというところに引っ越したのですが、ランニングコースが整っていて暇があればしょっちゅう走っていましたね。
大会もサンフランシスコハーフマラソン、ナパバレーマラソンとベイエリアの大会にいくつか出場しました。結果として年間ベスト距離を達成。

2017年 そして走り続ける

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バークレーからサンフランシスコに引っ越しました。

結婚式の準備があり夏頃まではあまり走れず、大会もでられなかったのですが、4000kmを意識してからコンスタントに走り続けてギリギリ滑り込みで達成しました。

走り続けるコツ

自分でもゆるゆると継続して走り続けることが出来たのが不思議だなと思いつつ、理由を考えてみました。

一度長距離を走ってみる

自分にとって走り続けるきっかけになったのは大会のために長距離を走ったことなのかなと思います。個人的な経験では走っていて身体が負荷に慣れ、気分が良くなるには10kmくらいは走らないとダメだなという気がしています。それより短い距離だと疲れのほうが勝ってしまって疲れたイメージだけが残ってしまいがちです。 そもそも10kmが結構な距離なので、そこのハードルが高いですが、一度長距離を走ると、一ヶ月も経つと走らずにはいられない気持ちになります。

そういえば走る時に何考えているんですか、ってよく聞かれるのですがそれこそブログのネタや技術的な課題を考えたりしてます。けど別に何も考えてない時の方が多い気がします。何も考えない時間を得られるランニング最高じゃないですか?

大会はモチベーションになる

これはエンジニアの勉強会駆動開発に近いですね。ケツが決まった状態だと普段より頑張ろうという気持ちになれます。

ところで普段走っている人でも「大会は完走できない」という理由で申し込まない人が自分の周りだと多いです。雰囲気だけでも楽しいですし、別に完走できなくてもいいんじゃないかなと思います。

ライフログ大事

どんな形であれ、走った結果(主に距離とペース)をログすることはモチベーションにつながります。なんだかんだで走った後にログを見るのが一番楽しいです。Nike+はアプリがあるので、携帯を持てばアプリで計測もできます。

自分は最近スポーツウォッチのGarmin Forerunner 235を使っています。
これ一台で心拍数や最大酸素摂取量も計測できて、インターバルトレーニングに使いやすいです。またBlue ToothでGarminアプリ経由でNike+に連携できます。電池も1週間以上持ちます。ちょっと値段が張るのですが、日常の歩数計測やカロリー計算なんかも出来るのでおすすめです!

ついでに: 今すぐ走り出したくなる本

最後に、これから走ろうかなと思っている人を後押しするランニング本を2冊紹介します。

一度はドラッグと酒に溺れたミュージシャンである著者がどうやってランニングを通じて人生を取り戻したかという物語。走りながら考えたりするスタイルはめっちゃ共感できるし、生きることに前向きになれるし、とりあえず靴はいて外走ろっかなという気持ちになります。

生粋のランナーである村上春樹氏が何を考えて走ってるのか書いたエッセイ集。普通のおっちゃんが淡々とランニングを頑張ってる様子が小説以上に躍動感あって、走るのツライけどたのしー!!って気分で最終的にはボストン・マラソンいつ出ようという気持ちになります。

新年に向けて新しい趣味を、と考えているのであればランニング最高ですよ。 では良いお年を!