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tomoima525's blog

Androidとか技術とかその他気になったことを書いているブログ。世界の秘密はカレーの中にある!サンフランシスコから発信中。

イースター島旅行についてガイドブックに載ってないことをまとめてみる(2016)

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4月28-5月2日(現地3泊4日)で、モアイで有名なあのイースター島を旅行してきました。ガイドブックは持っておらず、滞在中は現地の人に話を聞いて観光してきました。ガイドブックには載ってない(あるいはなさそうな)ナマの現地情報をまとめてみます。 今週のお題ゴールデンウィーク2016」というのにもちょうどマッチしたテーマです。

目次

基本情報

イースター島に行くにあたって知っておいた方が良い&良かった情報をまとめておきます。とりあえずここ読んでおけば現地で困らない!

国立公園の入園

イースター島というのは島の何十パーセントが国立公園という扱いとなっています。入園にはチケット($60)が必要です。で、気をつけないといけないのは特に柵とか設けられてないので、 歩いているとおもむろに国立公園に入ってしまうことになります。 レンジャーとかに見つかるとトラブルになります。チケットを売っているのは空港or村外れ(とても遠い)なので、空港でチケットを買うのがおすすめです。

インターネット

simフリーの携帯を持っているのであれば、チリの空港でentel(チリのキャリア)のsimを買うべきです。 島のインターネットはとても弱いです。村全体のネットを受信するアンテナが中心部にあり、風が強いと受信できなくなります。そして島は大体風が強いです。ゆえに宿でもwifiはそれほど期待できないですし、ましてや外でwifiでインターネットつなぐのは不可能でした。

お金

カードは一応使えますが、手数料10%取られたり、例によって通信ができず使えないケースがあります。ドルも使えますが、レートが大変悪い($1 = 500ペソ)です。なので、現金(ペソ)を持つのが正解です。
両替は島に1つあるガソリンスタンドが一番レートが良いらしい($1=650ペソ, 2016/5月)です。さらにいうと午前中の方がレートが良いらしいので、午前中に行きましょう。

村以外に飯を食べるところはほぼないです。ラノ・ララクとアフナウナウにはカフェが1軒ずつありました。村でエンパナーダ(揚げパンサンドイッチ)を買っていくのが無難かもです。
村でお昼過ぎくらいまで開かれている市場では生肉やら魚が売っています。マグロがキロ4000ペソ($7弱)と破格に安いそうです。宿にキッチンがあるならここで買うのもありそう。市場がしまってしまうと新鮮な肉を入手するのは困難です。
レストランに行くならセビーチェ(ぶつ切り生魚のマリネ)とエンパナーダは絶対食べたほうがよいです。
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中トロゴロゴロセビーチェ

色々なところでセビーチェ食べましたが、全てマグロ、しかも中トロレベルがこれでもかって言うくらい入っていて大満足でした。 エンパナーダについては、マグロとチーズがイースター島のオリジナルだそうです。ごろっごろのマグロのぶつ切りととろけたチーズのハーモニーが最高でした。

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餃子みたいなエンパナーダ

レンタカー

車は12時間or24時間単位でのレンタルしかないです。なので、戦略としてはお昼に24時間で借りて、村から遠いアナケナ等の遺跡を散策する -> 2日目はトンガリキまで車と飛ばしてご来光を見て、近場をゆっくり散策して車を返却するというのがよいかと思います。
また、宿泊先の人から聞いたところによると、レンタカー屋は大通りにあるOceanicまたはInsularのどちらかが車のトラブルが少なく、良いそうです。イースター島では保険が無いため、車のトラブルがあった場合の損害金が馬鹿にならないそうです。

観光とおすすめの体験

最短2日で全ての観光スポットは見られる

島自体はその気になれば車で2時間程度で一周できるほどのサイズです。全ての遺跡を見て回るのは2日で十分だと思います。あとは村の散策や博物館に足を延ばしたりして、3日ほどで観光自体は出来た印象です。
一方でモアイはず~っと見てても飽きないもので、同じ遺跡に何度も足を運んでのんびり眺めてすごすこともできます。乗馬やダイビングといったアクティビティも考えているのなら4~6日いても良さそう。
f:id:tomoima525:20160501045127j:plain:w400いやされる

おすすめ体験1. BBQ

村の近くにミヒノアというキャンプ場があります。ここにあるBBQ設備は宿泊者しか使えないかと思いきや、大丈夫なようです。店番の人に使ってよいか聞いてみたところ、「私にはよくわからないわ」というのん気な返事だったので、ありがたく使わせてもらいました。
炭はスーパーで4000ペソ位で売っています。スーパーでは冷凍肉しか売っていないので、朝の市場で調達するのがよいです。目の前の海で魚を釣っていたチリ人が魚を焼かせてくれと言ってくることもありますが快く使わせてあげましょう。

f:id:tomoima525:20160501012407j:plain:w400目抜き通りの市場

おすすめ体験2. 郵便局のスタンプ

郵便局ではモアイの特別スタンプを押してもらえます。パスポートに押してもらいましょう。16時半には閉まってしまうので、時間には気をつけたほうがよいです。

おすすめ体験3. ランニング

村のそばに遺跡があることから、モアイの前を走るという稀有な経験ができます。ランニングする人であればランニング道具はぜひ持って行ったほうが良いです。
おすすめのコースはハンガ・ロア村を出発して海沿いを北に走ってアフ・タハイへ行くルート(往復約4km)とやはり海沿いを南に走ってオロンゴの方へ向かうルート(往復7km~)です。
なお島に山ほどいる野良犬たちは特に追ってこなかったので安心してください。 f:id:tomoima525:20160506150314p:plain:w400おすすめコース

おすすめ体験4. 夕日からの星空

アフ・タハイは夕日のスポットとして大変おすすめです。また、外の明かりがほぼ無いために、夕日が降りた後の星空が恐ろしい程綺麗です。天の川がくっきりと見え、流れ星をいくつも見つけられます。星空に気を取られていると馬の糞と寝転んでる野良犬を踏んづけてしまうので気をつけてください。

f:id:tomoima525:20160430063138j:plain:w400やる気のない野良犬たち

現地での予算

3泊4日の金額はざっくり以下になります。

食事昼 6000 * 3 = 18000  
食事夜 10000 * 2 + BBQ 8000 = 28000  
宿 9000 * 3 = 27000  
カフェ休憩 5000  
飲水等雑費(水2L2000程度) 6000   
入園料 $60 = 36000  
レンタカー(マニュアル車 2日)140000  
--------------------------------  
合計 260000ペソ = 45000円くらい

※ただしレンタカー代は旅で一緒になった方が払ってくださいました。ありがたや...
食事が思いの外高かったです。ただセビーチェはまじうまいからレストランで食べることをおすすめします。
宿は島唯一の日本人ゲストハウスであるHare Kapone に泊まりました。

観光ベストシーズン

気候としてベストなのは夏にあたる12月-4月あたりだそうです。
じゃあ混雑具合を考えるといつが良いかというと、6-11月らへんが良いそうです。ここ数年でボリビアが大変人気になっており、そのボリビアのベストシーズンが12月-3月になります。そのままイースター島に来る旅行者が多いらしく、2,3月あたりは宿も予約が一杯になるとのこと。5月くらいまでその影響で混みあい、6月からはぱたっと日本人旅行者は途絶えるそうな。なので空いているシーズンを狙いたいなら、多少雨はあるものの、これからが結構良いそうです。
やっぱり遺跡に人が沢山いるのは興がそがれるので、空いているシーズンがいいんじゃないかなぁと思います。

イースター島に関する個人的な感想

元々イースター島を目指した動機は、モアイの謎、宇宙の秘密に迫る(大真面目)だったのですが、現地を訪れて話を聞くと、イースター島は悲しい過去を背負った島であると知りました。
元々モアイは先祖を祀るために作られたと言われているのですが、次第に部族間の権力誇示のために利用されるようになりました。その結果、17世紀頃から敵部族のモアイを倒しまくる通称モアイ倒し戦争が始まり、18世紀には全てのモアイが倒されてしまいます。さらにチリ地震津波で祭壇は流されモアイもしっちゃかめっちゃかになってしまいました。今立っているのは後年過去の記録を元に立て直したものです。
また島民は最大1万人いたそうですが、部族間戦争、ペルーによる奴隷狩り、奴隷から開放されて戻ってきた島民を発生源とするペストなどなどで175人まで減ってしまいます。このためロンゴ・ロンゴという島独自の象形文字を読める人はいなくなってしまいました。さらにロンゴ・ロンゴ自体も、キリスト教の布教にともなって焼き捨てられてしまい、今は数枚の木の皮に書いた文字しか残されていません。巨大なモアイがどのように運ばれたかもわからなくなってしまいました。
このような歴史を知ると、モアイの表情が物悲しく見えてきます。

f:id:tomoima525:20160501043655j:plain:w400悲しそうだ...

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倒れたモアイの気持ちになってみた

小さな島で争いを繰り返していたことを考えると、島民たちは激しい気性なのかとおもいきや、とても穏やかで、人懐こいです。自分が村を走っていると、地元の小学生たちが物珍しそうに声をかけてきます。女の子が "私のために走ってきてくれたの?" なんて冗談を飛ばしてきたりします。スーパーに行くとスペイン語しか話さないおばあちゃんがニコニコして一生懸命話しかけてきます(全然わからないのが残念)。なんだか沖縄かどこかの離島に来たような気分になりました。

まとめ

思いつきで行くことにしたイースター島ですが、予想以上に良かったです。おすすめ!