tomoima525's blog

Androidとか技術とかその他気になったことを書いているブログ。世界の秘密はカレーの中にある!サンフランシスコから発信中。

0bitメッセージングアプリYOをただYOを送るだけのツールとして使うともったいない理由

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ただYOとメッセージを送り合うだけのアプリ、YOがここ数週間話題になっていますね。 自分の周りでも結構カジュアルにYOを送りつけあってます。

http://www.justyo.co/

わずか8時間の開発時間で1億円を調達した話題性もあり、あちらこちらのブログでも紹介されています。
YOの素晴らしさとしては気軽さ、シンプルさが挙げられているようです。

http://jp.techcrunch.com/2014/06/25/uspickup-namekawa/
http://engineer.typemag.jp/article/fukuyuki26

自分も概ねそれらついては同意なのですが、このサービスが可能性はそれだけじゃないと思っています。むしろただYOを送り合うだけのツールとかんがえると、本当にもったいないです。
そう思う理由は、以下に集約されます。

YOには何も情報がない(0bit)ゆえにどんな情報も載りうる

一度ユーザー間でルールを取り決めてしまえば、あとはYOを送り合うだけで、文脈が成立してしまいます。しかも、ユーザー間以外にはその文脈が知られる心配もありません。

例えばぱっと思いつく限りでも、

  • 降水確率が50%超えたらYO
  • 人気店のお店の待ち順が来たらYO
  • YOをbotに送ると自動でビルド、テストを開始して、完了したらbotからYO

こんなサービスができるようになります。
もちろん文脈が頻繁に変わったり、詳細な情報が必要な用途には向いていません。ですが、ある限定した範囲では非常に有効なツールになり得るんではないでしょうか。

つい先日APIも個人宛てにYOできるようになりましたね。

この超ハイコンテキスト・ツールを使ってどんなサービスが生まれてくるのか楽しみです。 自分も何かつくろうかな~。